PD(パニック障害、パニック症)治療記 -自分の失敗から学んだ事- 29 "復帰が近づいてくる"

なんとか復職できるイメージが湧く位回復してきました。
寛解までは行かなかったですが、寛解に近い所までは持っていけた感じです。

ある程度回復してきて、苦手でない所なら簡単に行けるようになってきた時に、私はいくつか試してみた事があります。

まず、仕事と同じ時間に起きるために、約束を入れて強制的に起きる事をしてました。
歯医者であるとか、遠い所のレストランにランチの予約を入れてみるとか、友人と遊ぶであるとか、ともかく約束を入れることで、起きなくてはいけない状況にして、体を慣れさせていきました。これが私には効果的で、特に約束がなくても、天気が悪くても朝早く外に出る事が出来るようになってきました。

また、出かけた後は、観光や買い物、美味しい食事などを積極的にして、出かける楽しさをわかりやすく脳に体験させる事を行っています。

デメリットはわりとお金が飛んでしまうので毎日とは行きませんが、週に二度三度やるだけでも、外に出る怖さが無くなって来ました。

現状最終的に残っているパニックのトリガーは、二酸化炭素濃度が高い場所のみになってきたかなと思っています。緊張もまだトリガーではあるんですが、呼吸でなんとかなったり、ひどくても軽いマイナートランキライザーで回避できたりしている状態です。

結局ここまでくるのに丸一年かかってしまいました。
最低限仕事に支障はなさそうな所まできてますが、まだ寛解ではないので、引き続き治療に邁進していきます。最終的には完治を目指して。

ブログのこのシリーズも何か気づいたときにでも更新していきたいと思います。
同じPDで苦しんでる方に、少しでも参考になる事があれば幸いです。