PD(パニック障害、パニック症)治療記 -自分の失敗から学んだ事- 01 "PDになったかどうかの判断"

早速ですが、私長年PD(パニック障害)でして、
以前からこのブログでもたびたび公表しているわけですが、
寛解していたと思ったら去年大発作が起こりまして、鋭意治療中です。
その間にいろんな判断の失敗をしました。
折角なので、同じ疾患に悩んでる方に自分の失敗から何か参考になる事はないかと思い、
ブログにいろいろと書いてみようと思います。
大前提として、まあここが困難なところでもあるのですが、
PDは(精神疾患全般に言えると思いますが)いろいろな部分が
人それぞれだという所が厄介な所かもしれません。



まず最初に、自分がPDになったのかどうかの見極めの部分を書きたいと思います。

私がPDになったきっかけは、2006年頃の話ですが


まず仕事がかなりタフだった事

そして


新宿の小劇場で酸欠になってしまった事

この二点がきっかけでした。


で、酸欠になった日、家に帰って何が体に起こったかというと、
  1. 息を吸っても吸っても息ができない感覚
  2. 心身共にひどい緊張
  3. 冷や汗
  4. 動悸
  5. 体が熱くなったり冷たくなったり
  6. 手足のしびれ
  7. 謎な焦る感情
  8. 血の気が引く感じ
  9. 異様な不安感
など、低血糖と貧血と過緊張が合わさったような症状がでました。
これは人によってさまざまだと思います。

それで最初は、内科や循環器科を受診しましたが、異常はないと言われました。
そのまま数か月いましたが、どんどん調子が悪くなり(特定の場所に行くと上記症状が出てくるようになってきて)、精神疾患を患う友人から、精神科、心療内科に行ってみてはと勧められ、近くの病院に行ったところ、PDと診断されました。




結論として、内科など受診して、血液検査やエコー、心電図などやって特に異常がないのに上記のような症状が出るようでしたら、一度精神科、心療内科を受診してみるというのはありだと思います。ありきたりな感想ですが・・・。

私は最初数ヶ月わからず、心療内科を受診するのが遅れました。もう少し早く行っていれば、回復もはやかったかもしれません。