PD(パニック障害、パニック症)治療記 -自分の失敗から学んだ事- 20 "焦らずゆっくり"


現在の自分の状態は、ようやく不定愁訴が収まりつつあり、抗不安薬を使用しなくても一日持つときが増えてきた状態です。とはいえ、まだ苦手なところなどにチャレンジする暴露療法などは積極的にやってはいません。

ここで以前の私は焦ってしまい、無理に暴露療法をしたり、薬を変えてほしいと言ったりで大変な失敗をし、回復が遅れ回り道をしてしまいました。今回は同じ轍を踏まないよう、焦らずゆっくりやっていきます。

焦らないためにどうしたらよいか、それは人それぞれなのでわかりませんが、今はSNSなどでいろんな方と繋がり、状況がわかる時代です。まず、周りの人の活躍を気にしない心というのはあるかなと思います。そして、罪悪感を持たないというのが、なによりとても重要な事だと思っています。

誰も好きで病気になったわけではありません。もちろん自己管理の不行き届きというのもあるでしょうが、それでも好きで病気になる人はあまりいないのではと思います。

休んでることに罪悪感を覚えず、これは仕方のないことであり、回復後の楽しいイメージを膨らませ、また、SNSなどでみえる他の方の活動や活躍も素直に喜べる思考にすることで、人間的にも成長できるかなと思ったりしています。