PD(パニック障害、パニック症)治療記 -自分の失敗から学んだ事- 03 "治療環境の構築"
治療が始まったら、治療に専念できる環境をつくるのがとても重要だと感じました。
環境といっても、場所とかではなく、周りの理解を得るという事です。
学業や仕事をしながら治療できるくらいの軽度なら良いのですが、そうでない場合ある程度長期の休養になるかと思います。
しかし、この辺りは先生によっても様々で、きつくても仕事をしながら治療したほうが良いという先生もいらっしゃいますし、一度休んでしっかり治療をした方が良いという先生もいらっしゃいます。
どちらにせよ、勤め人であれば会社、同僚、上司、後輩などの理解、家族の理解、とにかく周りの人にきちんと説明をして理解を求めるという事が必要かと思います。
というのも、PDは周りから見て結構つらさが分かりづらい疾患だと思います。
苦手なところ以外は普通に生活できたりもします(重症度によりますが)。
しかし、お薬には眠くなったり悪心が出たりする事があったり、狭い会議室や、パーティ、なにか会合や、人前でのスピーチが異常に苦痛になったりすることもあります。
また休職などになっても、寝たきりというわけではなかったりするので、周りから白い目で見られてしまったり、ともかく、本当に病気かどうかパッと見わかりづらいです。
しっかり治療するためにも、自分の疾患、状態を周りにきちんと説明しておくことが重要かなと思います。
私はこれに関しては当初から家族、勤め先、友人などに公表していたため、とても楽に過ごすことが出来ました。公表していて良かったと感じています。
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