PD(パニック障害、パニック症)治療記 -自分の失敗から学んだ事- 06 "情報の集め方"
PDになると、そもそも神経過敏や不安が強い状態になるので、自分は大丈夫なのか、飲んでるお薬は問題ないか、もっと良い先生はいないか、どうやって治療を進めていけばいいかなど、とにかくいろいろ調べたくなる方も多いかと思います。
著名な検索エンジンでパニック障害と検索すると、本当にいろんなサイトが出てきます。
有用な情報も多いですが、余計不安になってしまうような情報も多いです。
あれをやった方が良い、これはだめ、このお薬は良くないなど、その情報を見て、今かかっている病院の治療方針と違った場合、これまた不安になってしまい、今の先生は大丈夫なのかと余計な心配事が増えてしまうこともあります。
ただ、受け身の治療より、ある程度の知識を持って治療に臨むのは悪くないとも思います。なので、無駄に不安になるような情報はできる限りシャットアウトし、必要な情報を信頼のおけるところから手に入れる努力は必要かなと思います。
情報を得る前に大前提として
・人それぞれ違う(特に薬の効き方)
・主治医の治療方針を把握しておく
・そもそもPDの原因も治療法もまだきちんと解明されてない
・どんな治療法でも、重要なのはパニック発作を起こさせない事
・どんな治療法でもリスクとベネフィットがある
この5つをしっかり大前提として認識しておくことが重要かなと考えます。
最新情報はどこにあるかというと、私もよくわかりませんが、pubmedで論文を探すであるとかになるでしょうか。しかし、英語であったり専門的でなかなかほしい情報にたどり着かなかったり、医学的な知識が無いと何を言ってるのかさっぱりわかりません。
基本的な情報に関しては、厚生労働省や、日本精神神経学会、大きなメンタルクリニックのサイト、著名な医学書などに載っている情報をまずは確認してみると良いかと思います。
この情報に関して、および上記5点についてはいろいろ書きたい所も多いので、また別の記事で書ければと思います。
ともかく無駄に情報を仕入れて、医学的知識の土台もないのに妙な知識だけ手に入れてしまって余計不安になったりすることは、得策ではないと感じます。
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