PD(パニック障害、パニック症)治療記 -自分の失敗から学んだ事- 14 "経済的側面"
PDになると、なかなかお金がかかります。
まず、精神疾患に用いられるお薬は高いのが多いです。
それに、毎日服用するので量も多いです。風邪とかの七日間分お薬お出ししておきますねとはわけが違うというか。
具体的にいくらというのは服用するお薬によってかなり違うのでここには書けませんが、ともかく結構なお財布の負担になってきます。
また、認知行動療法などが始まると、電車、外食、映画館、美容室、喫茶店、バス、など、ともかくお金の掛かる場所に行く必要が出てくる方が多いと思います。その中でも特に電車がなかなか負担になってきます。
私は通勤にJR東日本+副都心線で、往復約2000円かかります・・・。
有難いことに通勤代は会社が負担してくれていたので、いつもなら問題ないのですが、今は定期も切れ自費で暴露療法を行うしかありません。
なので、暴露療法の電車の最終段階に来たら、月4万以上移動費でかかってしまうという。
通院だけでも結構なお金がかかる上に、治療におけるいろんな施設の利用でさらにお金がかかってきます。
なので利用できる制度は遠慮なく利用するのが良いと思います。
寛解したら、完治したら、またしっかり働いて税金納めれば良いんです。
このブログは私がそうなので、働いている人がPDにかかったという前提になってます。自分の体験からの参考になる情報という事で。
私も利用しているいくつかの制度をご紹介します。少しでも負担が軽減されればということで。
・自立支援医療制度
普通は3割負担ですが、この制度を利用すると1割負担ですみます。
今通院されている病院の窓口で一度自立支援医療を受けたいのですがどうしたら良いですかと相談されてはいかがでしょうか。
・傷病手当
休職中などに支給してもらえます。通常休職中は収入が無いので大変助かります。詳しくはお勤めの方は会社の人事などに相談してみてはいかがでしょうか。
・精神障害者保健福祉手帳
私もこちらは申請したばかりなので、どういうメリットがあるのかわかりません。こちらは主治医の方精神障害者保健福祉手帳を申請したいのですがと相談してみましょう。
・高額療養費制度
詳しくはリンク先で。利用できるなら利用したほうが良いかと思います。
他にもいろんな制度があったりするかもしれませんので、国、各自治体、健康保険、病院に相談しつつ、利用できるものは利用していきましょう。
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